今回もジョアン坊やもので、なるべくシンプルなエピソードを選びました。
さて、笑えますかな?まずはポル語訳に挑戦してみてください。
解説はまた夜に。
Irritado com seus alunos, o professor lançou um desafio.
– Aquele que se julgar burro, faça o favor de ficar de pé.
Todo mundo continuou sentado. Alguns minutos depois, Joãozinho se levanta.
– Quer dizer que você se julga burro?
Perguntou o professor, indignado.
– Bem, para dizer a verdade, não! Mas fiquei com pena de ver o senhor aí, em pé, sozinho!!!
【解説】 ※以下は夜に追記したものです。
いかがでしたか?
生徒を馬鹿にしてやろうと思った先生が逆にぎゃふんと言わされたということが理解できた方はおめでとうございます!
文法について一つだけ。
「 Aquele que se julgar burro, 」のところで、「自分をバカだと思う人」という言い方のヴァリエーションとしては、こんなふうにも言えましたね。ちょうど先日の瞬作クラスで練習したひな形たちです。
Quem que se julgar burro,
Os que se julgarem burros,
os que で始めた場合は、複数扱いになるとこだけ注意しましょう!
julgarとかjulgaremという動詞の形に戸惑った方、これは動詞julgarの接続法・未来形です。
以下は私の訳ですが、このジョークを日本人に語るときに、どんな言葉を選んだら話の面白さが伝わるか、みなさんはもっと気の利いた言葉を探してみてください。
生徒たちにイライラした先生が、生徒たちを挑発しようとこう言った。
「自分をバカだと思う子は立ってください。」
みんな座ったままだった。
しばらくするとジョアン坊やが立ち上がった。
「つまり君は自分がバカだと思うんですね?」
先生が憤慨してたずねた。
「あの~本当を言うとそうじゃないんです。でも先生が一人だけ立っているのがかわいそうで・・・」
※このピアーダは「ロバのポル語」の読解クラスで教材として取り上げたエピソードのおすそ分けです。こんな楽しいピアーダを通じてポル語を勉強してみたい方は、ぜひ一緒にいかがですか?
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